ANDADURA

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2010.10.1

10月1日は

はやいもので、もう10月だ。
九月は、気ぜわしい月だった。そんなパンパンという訳ではないが、
心が忙しかった。10月は、少しゆとりを持とうと思う。
睡眠時間を8時間キープしている人の発言ではないが、
それでもである。

さて明日は一日外出致します。
お電話は携帯まで頂けたらと思います。

そして、「double iron leather」のファーストサンプルが到着。
先は長いぞと、気合いを入れ直す。

そして、念願のキーホルダーの形が決まった。
この形に導くのに、一ヶ月もかかってしまった。我ながらスローペースだ。
しかし納得のいくかたちに。個人的なテーマは「引っ掛ける」と「儀式」。
改めて紹介してゆきます。



そしてネーム刻印用の刻印が到着しました。かれこれ探し続け、
ようやく納得のいく、フォントに出会いました。
「金持ちはお金について考えなくてもよい人」と誰かがいった。

刻印を見つけると、刻印を考えなくてもいい!!
荷物をひとつおろした気分。ルンルン
また紹介致します。

と、断片日記&明日の外出のお知らせでした。
2010.10.1 | note

2010.9.28

一点モノ【灰色革カードケース】

※灰色の革のストックがなくなりましたので、終了致します。

最初の一点モノは灰色の革のカードケース(LGC01とLGC02)です。



・LGC01 gray



・LGC02 gray

革の裏側が水色なのは、灰色にあげる為、ブルーを入れます。
というのもタンニン鞣しの成分が茶味かかっている為、
通常通りにグレーを入れると茶色に仕上がるのである。
その為、ブルーを入れていささか強引にグレー(若干カーキっぽくもあります)
に仕上げております。

そして、この灰色は、毎回は出せないという事で、灰色の革は断念しました。
色合わせがシビアすぎるそうです。
今回はそのサンプルグレイを使用しております。

使い込むと茶味が出てきて茶色になってゆきますが。
そんな儚い、グレーを楽しんで頂けたらと思います。

・カードケースはこちらからご覧頂けます。 ・オーダーに関しては、こちらからご覧下さい。

※オーダー時は品番に「灰色」なり「グレイ」なりと灰色革でお作りする事が分かる様
ご明記して下さい。
※灰色の革がなくなり次第終了致します。
※価格は定番と同価格になります。
2010.9.28 | products

2010.9.27

仕様変更について【LGC01・LGC02】

カードケースLGC01・LGC02の仕様を変更致しました。

先日届いた革のロットが少し厚めの革でした。

LGC01を制作いたしました所、革の厚みの違いで、別のモノのように見えてしまいます。



今後の事を考えると、革の厚みはさらに、ばらける事と思い、

その厚みの違いにあまり干渉されない、構造に変更致しました。

そして、LGC01の変更に伴い、LGC02も変更致します。



LGC01は今までにない要素が加わった作りになっております。

LGC02はカジュアルにも持てるよう、フタのかぶりを短く致しました。




・LGC01



・LGC02



変更後のカードケースこちらからご覧頂けます。
2010.9.27 | information

2010.9.26

昭和村

昨日福島県の昭和村より戻ってまいりました。
昭和村は古代布からむしの産地。
生活の中に、からむし織りが根付いた場所であり、昔の日本が残っている
(であろうと推測する)場所である。お土産(になるか分からないけど)がわりに
昭和村の写真でふわっとして頂けたら嬉しいです。


泊めて貰った、台所からの景色







小人みたいに葉っぱの傘に…







昭和村で2泊の間、いろいろ思いました。
都会での自己責任みたいなものとは遠い、共同体の生活。2日だけど心地よかった…

「自分を差し出すと、意外にも多くの世界が広がる。」
と心に残る言葉がある。昭和村ではそんな言葉をたびたび思い出す。

生活の中に、そして人と人との間に自然があり、
なんと無理の無い生活だろう。

実際に住まないと分からない側面ももちろんあるであろうが、
自分を差し出す…ことの大切さを感じた、2日間でした。

いろいろお世話になったみなさま。ありがとうございました。
ほんと2日間にいろんな人にお世話になったなぁ。
ありがとうございました。
2010.9.26 | note

2010.9.22

明日から

明日9月23日から25日の夕方まで、福島県の昭和村という所に行って来ます。日本が手つかずで残っている所。

メールチェック、連絡などは出来ますので、
宜しくお願い致します。
2010.9.22 | note

2010.9.22

今後の事

昨日の夜は眠れなかった。
というのも、3ヶ月前に思いついた展示会のアイデアを
考えてたら、楽しくなった。

まだ何も準備してないし、いつやるのかも未定。
そして、やるのかさえも決まってない状況にも関わらず、

展示風景は鮮明だ。
タイトルは「それは背表紙を眺めるように」である。
DMに載せる文章だって出来ている。
来年あたりに出来たらな、と思っている。
今は温める期間。こうやって温める期間のものが、頭の中にいっぱい。

そして、新しい革を作って貰っている。
名付けて「double iron leather」これもサンプルが出来て
ワックスやオイルの具合を見て、気に入ったらだ。
これも来年になるか。冬には出せるかといった所。
これまでに見た事が無い革なので、ボツになるかもしれない。

新作の試作も進めている。久々の新作。2つ程出せれば。
これも少し先の話。

そして、ホームページにはbag、さらにはfabricsとある。
カバンは来年目処に、そして布も同じく、それくらいの予定。

そして、何が言いたいかというと、温めるのが好きだ。
始める前の、何もしない期間。何もしないのは、何かをするのと
同じ位大切な気がする。

しかし上にあげた予定達がスムーズに進むものとは思えない。
現にゴーしなかった(出来なかった)革もあるし、着地までは
時間がかかるし、うまく着地出来るかも不明である。

もろもろの温められた、人たち
実現されるかもしれないし、されないかもしれない
まだ見ぬ恋人を待つように、楽しみにしてて下さい。
2010.9.22 | note

2010.9.19

BGM



先日アマゾンより到着した
青柳拓次『まわし飲み』。これが良い。リピート・リピートで聞いている。
写真は敬意を込めて、まわし飲みのイメージで。

前作『たであい』は何度聞いた事か!
あまりCDは買わない僕だが、先日発見し、即購入の運び。

何が、いいって、何度聞いても飽きないし、全曲聞ける。
既に次作が楽しみだ。

大切な事は、3つ位だったりすると思う。
小説ならば、文体と構造とストーリ、
陶芸ならば、形と質感と色
世界ならば、愛と平和と勇気
音楽ならば、リズムとメロディーと歌詞(声)かな
映画を見るならば、セックスと嘘とビデオテープ

うん。これを聞いていると。この3つか4つのバランスだと思う。

そして、話はもちろん革ならば?となる。
なんだろ。自分の事となると、簡単には言いたくない。

もし、僕と会われることが、あったなら、こそっと聞いて下さい。
あくまでもこそっと、僕は小さい声で答えると思う。
2010.9.19 | note

2010.9.18

再・再・再修正

先程書きかけのブログが消えた。おそらく何かのエラーであろうが、
消滅したブログな、なんだか良く書けていた、ような気がするから不思議である。

タイトルも同じで、何ともな偶然。

そう型紙を修正した。と書いたんだっけ。(もはやスタミナ切れ)
記憶を試すという意味で、全く同じ内容で書きたいと思います。
こんな試みを設定しなくては、やってられない。

さて、
こんな3連休の初日は、型紙修正するにうってつけである。(違うなこれ)
そして、日頃からの懸念材料。型紙が消えたらどうしよう、
という不安を解消させる日。(全然違う)

この不安を解消させるプロジェクトを「永沢君プロジェクト」と名付けよう。
例えば、我が家が火事になった場合型紙は、型紙が消えてしまう。

そんな強迫観念より、型紙作って実家に送れば良かった、などと
後悔したくないのだ。

パソコンにスキャンし、今回は、イラストレーターで型紙を作ってみた。
1mmの誤差も許すものかという気合いで行われた。

new型紙、そして永沢君プロジェクトは無事終了。

もちろん永沢君は『ちびまるこちゃん』の永沢君です。勿論


全く違う内容になったが、タイトルからいくと、もう一回消える事になる。
なので、慎重に優しくアップする事にする。
2010.9.18 | note

2010.9.27

お取り扱い店舗『mokodi』

名古屋の星ヶ丘にある、日々の生活の道具を扱うお店mokodiさんでお取り扱い頂く事になりました。

以前のブログ、「土井さんの話」で書いた。
「プロダクトと作家のちょうど良い間にいるね。」と言って頂いたのが、
mokodiの店主の市川さんだ。

市川さんとお話してると、自分の作るモノがきちんと伝わっている嬉しさがあった。
だから、mokodiさんで、お取り扱い頂く事はとても嬉しく思う。

お店には、日々使う道具達が、並んでいる。
そして、ANDADURAも日々の道具として見て頂けたら…

mokodiさんはこちらからご覧頂けます。
2010.9.27 | shop

2010.9.16

SOTHEBY'S



たまに、本棚からだして、ふふん、と眺める、写真集がある。
『SOTHEBY'S-phoografics image and related material』と題された本。
おそらく名前にもあるように、サザビーズのオークション目録だろう。

この目録によれば、1844年に撮られた写真らしい。
今からざっと(といいながら、暗算ですぐに出せないのがモドカしい)166年前の
写真である。(結局電卓の出番となる。頭よ!!)

ついでに言うと、オークション目録だけに、落札予想価格が載っている。
300-500ユーロ(多分ユーロです。)高いのか安いのか、門外漢な僕には
分からない。しかし、この古い写真達、ことごとく、粒子が荒い。

現在のデジタル放送に慣れている僕の目からは(といっても我が家にテレビは無いのですが…)
とても荒いのだ。

しかし、荒さが伝えてくれるものもある。欠落というのは、教えてくれる事もある。
もちろん、鮮明さが伝えるものもあるのだが、
もし「荒さ」と「鮮明さ」に一票入れなきゃいけない場合。
「荒さに一票!!」と謙虚に一票を投じる心構えもある。

おそらく鮮明さが勝ち上がるだろう。それは分かっている。
だから、謙虚に一票なのである。

何を言いたいのか、少し分からなくなってきたが、
「いやー、古い写真もいいね!」という単純な事のような気もする。

うん、そうだ。古い写真も良いですよ。
2010.9.16 | note
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