ANDADURA

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2010.11.26

益子で考えたあれこれ(のはずが)

前回の続き、益子で考えたあれこれも、当時の熱は覚め、早くも忘却中。

話はそれるが、先日昔の話をしていたのだが、
殆ど覚えていなかった。そればかりか、
発言や手紙の内容は、今ならしないであろうもので、
まったく別人の話を聞くよう。

といっても、たかだか、3、4年前の話であるから、
この忘却無人ぶりには、ただただ呆れるばかりである。

しかし、きちんと覚えなきゃ!とはならず、
そっちの方が、気楽でいいや、と思うものだから、
ブラックホールは広がる一方で、それはそれで、この事態が、
僕をどこに運んでくれるのか、と好奇心が刺激される。

先日話したときは
「それ、どこの引き出しにも入ってない。」と度々言っていたから、
もしかしたら、数年後は口癖になっているかもしれない。

「それ、どこの引き出しにも入ってない。」

まったく恐ろしい事態だが、そこまで行くと
慣性の法則(か?)で多少は均される事に期待しつつ、

また益子の話がそれ、次回に持ち越し。
覚えているか、不安である。
2010.11.26 | note

2010.11.22

「益子で考えたいろいろ」のはずが…

「メディアはメーセージである。」という言葉で有名な
(言葉がいささか有名すぎる感もあるが…)
マーシャル・マクルーハンはカナダのトロントを拠点としていた。

アメリカを見る際に、少し離れてみる為だ。
「水の存在に気づくのは魚ではない。」と言っているように
渦中に身を置き、見えなくなる事を避けたのだ。

益子で考えるあれこれは、東京では考えない(考えられない)あれこれだ。
東京より少し離れ、水の存在に気付くであろう、人間や、陸生動物として
あれやこれやを考える。貴重な時間。

そう考えると、考える事なんて、結構『場』に支配されていたりする。
『場』だけでなく、時代や、年代や立場や関係や、そんなモロモロに影響を受けている。

少し話を進めると、新しい事を考える為には、新しい場所に行くだけでいい!
とも言えるが、こんな完全他力本願な考えも、うむうむ、と頷けたりもするが、
こればっかりはタイミングが肝心。

かくゆう僕も、物を作るとき、いろんな渦中にいないように気を付けていたりする。
例えば革に関しても。
革を愛し、その素材に溺愛する一方で、
「革なんて切りっぱなしの素材だよ。」とクールに言い放ったりする。

革には、革の素材の持つ渦中があり、意識的に見えのバイヤスを
知らなければ、新しいものは作れなかったりすると思うのだ。
革から少し離れる目線が「革なんて切りっぱなしの素材だよ。」なのである。

さて、益子で考えたあれこれを書こうと思ったが、
序文みたいなもので、結構な量になってきたので、
本題は次回に回す事にする。

と、最近は気付くと写真無しのテキストばかりになっている。
それは、僕がブログを書く際の傾向の様なものだ。

長々となりすぎた。
本題は次回にとか言いながらも書かなかったら、すみません。
2010.11.22 | note

2010.11.19

11/20-28

先日のブログで紹介しました『solva life market』明日より始まります。

20日と28日は在店日ですので、是非お話しに来て頂けたら、嬉しいです。
2010.11.19 | information

2010.11.18

11月18日

11月18日は益子へ行って参ります。19日の夜に戻る予定です。
宜しくお願い致します。

話は変わるが、
最近は、いろんなものを手放している、
本40冊に服20着、ソファーにベッド(畳で寝よう!)などなど、
執着なく、どんどん、と。

まったく自分の執着心のなさに呆れるほど、淡々と手放す。

しかし手放し足りない感覚はずっとあるんだろうなとも、思う。
そして、旅に出て帰ると、大掃除をする事が多いので、
また、我が家からいろんなものがなくなるであろう。

と、書くとなんだか、整理整頓された、近代合理主義みたいな
部屋を想像されるかもしれないが、そんな事はなく、
散らかった部屋である事は正直に記しておきたい。
2010.11.18 | note

2010.11.18

ただいま

益子、宇都宮より戻って参りました。益子では色々考える。
民宿の夜は長いし(僕が寝ないだけ)何もない、のであれこれ考えてしまう。
何故だか、作り手同士のコミュニティー、みたいな事を延々に考える。
時間があるものだから、自分が着ているカーディガンを30分程観察する。
いろんな発見あり。

そして今回の「旅行本」に選んだ、
網野喜彦『無縁・公界・楽』を熟読。
「旅行本」選びのポイントは、自分より少し先行しているもの。
少し、というのが大切。

歴史は起こった事の連続で、起こらなかった事は、歴史にはならない。
そんな起こらなかった歴史(時代の無意識とでも言うべきか)が書かれていて、
2年前に頂いた「起こらなかった歴史を知る事が大切」という言葉を思い出し、
この繋がりに、嬉しくなって熟読。夜はふける。

益子でのモロモロの報告はまた後日にして、
今回お世話になりました、いろのみの磯部さん。ありがとうございました。
ヒジノワトークまたしましょう、衣装も気長にお待ち下さい。

そしていつもの如くスターネットさんに行く。
バスの時間もあり、ゆっくり出来なかったのが残念。

そして宇都宮のATELIER n°18 TRAVAILさんに、お会いしに、
そして今回は手持ち納品!実際に持って行けるのは、ただ嬉しい。
長々とお話させて頂き、ありがとうございました。

すごく走り書きな、益子、宇都宮報告でした。
2010.11.18 | note

2010.11.15

『solva life market』



11月20(土)~28(日)に立川にございます、ソルバさんでグループ展を致します。
おなじみ、2020製陶所さん、古木で家具を作られているsolvaさんの3グループによる、
展示会です。

立川から歩いて15分程です。
お散歩がてら、お越し頂けたら…

2020製陶所さんはこちらからご覧頂けます。
solvaさんはこちらよりご覧いただけます。

※20日と28日は存店致します。
2010.11.15 | information

2010.11.14

無事ARTS&CRAFT終了致しました。といっても、
いろんな方にお世話になりながらですので、
「終了させて頂きました。」という受動的なものですが、無事!

そして、今回は感慨深いものになりました。
その感慨の訳は、水無月さんにお借りした什器、メインの什器は
鉄足に、建具を載せたもので、建具の色は「水無月色と呼んでいるんです。」
と店主の大石さんが、おっしゃるお色。
グレイにビンク、少しブルーが混ざったような色味は
ANDADURAのキャメル、ブラウン、ネイビーにとても良く合っておりました。

つまりは、とても嬉しい見え方をしておりました。
そして、ご覧頂になってくださった方は、僕が伝えたいな…と思っていた方達でした。
それが、とても嬉しかった…

水無月さんには什器をお借りすると共に、嬉しい時間、
そして、応援して下さる事に、涙が出そうになりました。
ご来場頂いた皆様、出品者の方々、前日より泊めてくれた友人、
お手伝いしてくれた伊藤ちゃん
楽しい時間を過ごす事ができました。ありがとうございました。

そして、11月20日より『SOLVA LIFE MARKET』が始まります。
そのご報告は今晩にでもアップしたいと思います。お楽しみに…

そして、11月17日は浅草橋に具材調達&
青森でお取り扱い頂いている、ステーブルズさんが東京に
いらっしゃるので、お話&8月にお会いした帆布でカバンを作られている
KOTON・熊川さんの展示会!久しぶりにお会いできるのが嬉しい。

18日19日は益子と宇都宮へとに行って参ります。
度々の外出ですが、宜しくお願い致します。
2010.11.14 | note

2010.11.12

ミニミニ財布

ようやく完成。新作カードと札入れ。
これ以上無い位、コンパクトに作りました。







サイズ比較に名刺入れと一緒にパシャリ。
『ARTS&CRAFT』でお披露目です。

ポケットにすっぽりと、さらりとお持ち頂けます。
お楽しみに。
2010.11.12 | information

2010.11.11

水無月さん

ようやく、『ARTS&CRAFT』に向けての制作が完了した。ほ、っと一息。

天気予報では、当日は、晴れのち曇り。
ほ、っとひと安心。

明日は、細々した準備をする予定。
久々に多摩川に小石を拾いにも行こう。まったく歩いて2分程で
多摩川なのに、なかなか行けず、久しぶりの多摩川。

そして、『ARTS&CRAFT』当日は、東静岡にある古道具屋の
水無月さんに、什器をお借りします。水無月さん、いつもいつもありがとうございます。

始めたばかりの頃にも、嬉しい言葉を頂いたり、
我が家でも家具も水無月さんに、お世話になっており、いつもありがとうございます。

会場の護国寺からも近いですので、是非!お勧めです。

水無月さんはこちらからご覧頂けます。
2010.11.11 | note

2010.11.10

お取り扱い店舗『LINE』

金沢にあります、うつわと雑貨のお店LINEさんでお取り扱い頂く事に
なりました。
LINEさんは、愛のあるお店だ。選んでいるものの、ひとつひとつに
きちんとした愛が感じられる。
愛という言葉が強いならば、等身大の誠実さ、と言おうか。

「お店のものは、みんな愛してます」とおっしゃるその場所は、
確かに、心地よかった。(ついつい2日間も長居してしまった。)

ANDADURAも愛されると思うと嬉しくなる。
そんな空間で、ご覧頂けたらと思います。

ささやかではありますが、ANDADURAの愛も感じて頂けるのでは、
と期待してしまう次第です。


LINE
石川県金沢市片町1-1-18宇野ビル1F
tel / fax :076-231-1135
open 11:00 - 19:00
close : 水曜日
2010.11.10 | shop
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