2020.5.7
トレーペンケース・LGP02
2020.5.7
マルチケース・LGM01
2020.5.7
コンパクト財布・LGW10
2020.5.14
ひとり展示会
ある天気の良い日に、工房の庭でひとり展示会を行いました。
展示会といっても、ただ、棚を出してモノを並べただけです。
お弁当を作って外で食べる。そんなラフな感覚で勝手にひとり展示会を
開催してみました。完全なる遊びです。
工房の庭の風景と共に楽しんでいただけたらと思います。
2020.5.8
革作りについて
数年前に広島の84さんでの展示の際に革について書いた文章です。
この時期は革作りが一時的に安定していた時期なんだな、と記事を読んで思います。
革について書くときに、革はナマモノとよく言っていますが、
まさに現在も試行錯誤しながら革を作っています。
この頃は栃木の革のベースで革を作っていましたが、
今は昭南皮革の革をベースにしています。
いろんな事を変化しながらやってきましたが、
変わらないのは、革屋の佐藤さんと一緒に作っている、という事と、
いい革を作りたいよね、という2人(僕と佐藤さん)の心持ちでしょうか。
前に書いた文章ですが、
革作りについて正直に書いていますので、
読んでみて下さい。
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・革作りについて
ANDADURAで使用している革はオリジナルで作ってもらっています。
モノのベースになるもので、思い切って言えば、素材が良ければ
良いものになるし、素材が悪ければ、それだけのものにしかならない。
だからこそ、日本の革で職人さんとともに素材作りから行うことにしました。
革という素材はなま物で、その時その時で上がり方が違います。
あまりに異なる事が多い為、「農作物みたいなもの」と考えるようになりました。
雨が少なかったりといった天候に左右され、完全なコントロールはしにくい農作物の
ようなものだなと感じるからです。
ANDADURAをはじめて、数多くの革を使ってきました。
革が届くと革屋さんに感想を伝え、そして、次に作る革の方向を決めてゆきます。
毎回毎回良くなるように、作り方を少し変えては元に戻したりします。
ほぼ毎回微妙に異なるやり方で作ってきました。
革屋さんの良い革と僕の考える良い革は微妙に違います。
僕は製品になった時に良い革を良いものと考え、革屋さんは革としての良さを求める傾向にあると思いますので、毎度そのズレも話し合い、展示会にも来てもらい、求める革を共有する作業も必要になってきます。(革屋さんと話し合う為に、携帯は話し放題プランにしたくらいです。)
毎回「今のベスト」を目指して作ってきました革ですが、ようやく求めるものが安定するようになってきました。
素材は活動のベースですので、6年をすぎ、ようやくベースが安定した訳です。
ANDADURAを始めオリジナルな革で作る、と決めた時、「革作りは5年は踏ん張ろう」と決めました。生々しい話しですが、オリジナルで作る以上、どんなものも買い取ります。ですので、使える部位が少ない革が届くとビールではなく発泡酒を飲む事となります。
あれこれ話し合い、時に揉めたりしながら、首の皮一枚でつながっている状況になる事もありましたが、それでも、信頼できる職人さんと素材から作れる事は、常に喜びを感じます。
そんな革がベースになって、形を支えてくれています。
2020.5.10
リニューアル
ホームページをリニューアルしました。
結構気合入れて作りましたので、隅々までご覧いただけたら嬉しいです。
これからも少しずつ手を入れて、楽しんでいただけるようにしたいと思ってます。
2020.5.7
ファスナーの修理について
ファスナーの修理は、ファスナーが噛み合わなくなる修理が多く、
その修理内容について書きます。
写真のスライダーは、左が新しいもの、右が摩耗したものです。
ファスナーは、ファスナーのムシという小さな金属がスライダーのY字のレールを通る事で、
開閉します。長く使うとスライダーの金属が摩耗してY字のレールの形状が崩れ、
閉めてもムシが噛み合わなくなります。
ファスナーの噛み合わなくなる場合は、ファスナーを全て交換するのでは無く、
スライダーのみの交換で修理可能なケースが多いです。
ANDADURAのお財布は、バラさなくてもスライダー交換出来るように作ってますので、
安価で修理可能です。
ファスナーの不具合は、上記のスライダー交換を試してみて、
それでも噛み合わない場合は、ファスナー全てを交換いたします。
試してみないと分からないですが、これまで95パーセントはスライダー交換で直ってます。
ファスナー生地の破れなどは、ファスナーごと交換いたします。
引き手が伸びたりすることもありますので、その場合はスライダーを含めて引き手を新しいものに付け替えます。
不具合がある場合は、修理依頼フォームよりお問い合わせ下さい。
※キャメルの革に関しては選択肢ありますので、こちらの「スライダー交換 キャメルの場合」をご覧ください。
2020.5.7
ホックの修理について
ホックの修理ですが、ホック交換する事も可能ですが、
簡単な方法で直る場合もありますので、1度お試しいただけたらと思います。
【ホックの簡単修理方法】
左のパーツを見て頂きたいのですが、中に銅色のパーツ(2本の線)があるかと思います。
このパーツで右のパーツの頭の出っ張りを止めるのですが、開閉を繰り返すと、頭の出っ張りが削れてきます。
髪型でいうと段々と角刈りに近づいてくるイメージです。
ある程度まで削れると、押さえが利かなくなって、ホックが閉まらなくなります。
左のパーツを90度回転して頂くと、出っ張りの削れてない部分にバネが引っかかり、ホックがしっかりと効くようになります。
裏表を親指と人差し指でしっかり持って回すと回転出来るかと思います。
90度回転して、またこちらの部分が削れてきましたら、ホックを交換するのが良いと思います。
60度回転させて、2回延命させる方法もございます。ホックのひっかかり具合と相談しながら回す角度を決めていただけたらと思います。
ホックの簡単修理方法を試していただき、直らない場合は修理依頼フォームよりお問い合わせ下さい。
2020.4.6
AYANO REPORT
展示会などで読んで頂けるよう冊子にしてましたが、
AYANO REPORT pdf版作りました。
REPORTは15年前位から、3年位までの事を
REPORT2はここ数年の出来事を綴っています。
AYANO REPORT.pdf
AYANO REPORT2.pdf
結構長いですが、よろしければご覧下さい。
こういう長いものすすめる時は、秋の夜長にどうぞ、と言いたいところですが、
今は春なので、そう言えないのがくやしいところです。