
スーパー楕円のマウスパッドを制作しました。
作りましたと言っても、ANDADURAを初めてすぐに作ったものなので、14年前に作ったもの。その後、たまにオーダーいただいき、制作していたものです。
制作した、その時のことを思い返してみると、「中間」とか「間」をすごく意識しながらモノを作っていた気がする。
中間というものは設けられているわけでもなく、何かと何かの間に、ピンを落とし見出すものだと考え、さまざまな中間を探していたように思う。
マウスパッドを作った時のブログを読んでみると、
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なぜ中間がこんなに好きなんだろうかと考えると、中間というものが、作られたモノだからという気がする。
楕円や四角は元々あるがその間には深い溝(というより別々に存在している)があり、そこに中間を見いだそうとする事で、中間というものが出来るのである。
それはまるで手品のようで、ワクワクする。
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と書いてある。(←他人ごとみたいな言い方になっているけど、14年前の自分は、同じ自分じゃないように感じる。)
人は夢と現実の間で生き、社会と個人の間で揺れそこにバランスを見いだそうとする。
と考えると、中間を見いだそうとする事は、もともと備わっているものなのかもしれない、原始的に。
mouse pad
そして、こうも書いてあった。
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人は夢と現実の間で生き、社会と個人の間で揺れそこにバランスを見いだそうとする。
と考えると、中間を見いだそうとする事は、もともと備わっているものなのかもしれない、原始的に。
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うーん、それは、どうなんだろう。少し強引な気がするぞ。(やっぱり別人だ)
まぁ、それほど中間に惹かれていたみたいです。
このマウスパッドは、円と四角の中間のスーパー楕円と呼ばれている形、
ストックホルムにある、セルゲル広場の形にも使われています。
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マウスの下にはストックホルムの広場が、と考えると、なんだか楽しくなりませんか?
煮詰まった時は、公園でデートするカップルやジョギングに励むランナーを思い浮かべ
ふわっと和んで頂けたら…
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煮詰まった時は、公園でデートするカップルやジョギングに励むランナーを思い浮かべ
ふわっと和んで頂けたら…
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だそうです。
キャメルとブラウンの革で制作し、online shopにアップいたしました。
よろしければ、ご覧ください。
ちなみにマウスは愛機M558です。(廃盤になっても使いたいので、予備をひとつ用意しているお気に入りです。)

mouse pad
size : w190×h165 (mm)