なかなかな一週間でした。
革の復活工房も3日前から機能しております。
なんども拭いて汚れを落とし、革屋さんにバックします。
使う、使わないはその時に判断します。ここら辺の土は鉄分が多いようで、
付着するとタンニンと反応し、黒くなります。
昔の革はこうやって黒く染めていたそうです。自分でも釘を錆びさせて、
酢と水に混ぜて、革に塗って実験したことあります。
あとは洗浄につぐ洗浄。
近所のおっちゃんに借りた、高圧洗浄機が大活躍。
水の洗浄能力の凄さを改めて実感しました。
こういう時の対応の忘備録。
ミシンが浸水した際は、灯油と2サイクルオイルを混ぜたもので、
水を金属から分離させる事ができます。
その後乾かして、ミシンオイルで錆防止をします。
↑鉄が浸水した場合、多くを救出出来ました。
真鍮は、ママレモン(酸性)で洗い、しっかりすすぎ、熱湯をかける
そしてしっかりと乾かす。これで救出出来ました。
細かいパーツが鉄だと救出が難しかったですが、
真鍮はバランスが良い素材だなと改めて思いました。
少し疲れが出てきたので、明日はクーラーのきいた部屋で、
金具の仕分け作業します。
こう暑い日が続くと作業の緩急も大事になってきますね。
相変わらず、沢山の方にサポートして頂いております。
ありがとうございます!
2018.7.13
水の洗浄能力
2018.7.13 |
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