いつも縫い糸の処理には100円ライターを使っている。
買いためていたものがなくなったので、買いに行くと
「子どもの事故を防ぐため着火ボタンを重くしております。」と。
こんな重たいので、毎回糸処理すんの!
迂闊だった。少し前からその風潮はあったじゃないか。
察して何故買いためておかなかった。
いやいや、だって全部一気に変わるとは思わないもの。
と自分の中でのやりとり。
諸行無常。
しかし希望は捨ててはいけないなと、ホームセンター2軒、コンビニ、スーパー
と回るも、
「子どもの事故を防ぐため着火ボタンを重くしております。」と。
すみません。軽いのってないですか?
全部入れ替えました。とお店の人。
そんな重くないじゃない、と言われそうだけど、
一日何回糸処理をするのかを考えると、
少し涼しくなって、その分少しナイーブになった心にはつらい。
数カ月後には、親指の筋肉が発達し、たまにいる奇形のカニみたいな左手になるのだ…
そして数年後には、親指を見て「革業界の方ですか?」なんて初対面の人に言われたりして…
そんなのいやだ。いや面白い。
まあしかし、笑い話ですね。こういうのって。なんとかなるし。
それにしても迅速だなぁ。
2011.9.27
ライター問題
2011.9.27 |
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